seoライティングを行うに当たって、効果的な5つの技術とコツをご紹介します。SEO対策として日々記事を更新するのであれば、必ず覚えておきたいコツです。
コツ① キーワードを意識する場所を覚える
一昔前までは、「文章中に最低でもキーワードを12個入れる」といった暗黙のルールがありました。しかし、昨今は違和感のあるキーワードの多さは逆効果となってきました。まったく入れないわけではありませんが、いうなれば、「見出し(h2タグ)」にさえ入っていれば、OKという考えが普通になってきています。
コツ② h3タグも必要に応じて併用する
「SEO対策において、小見出しとなるh3タグは検索順位に効果なし」という見方が普通ですし、私もそう思います。しかし、長文になる場合は、h3タグは積極的に入れるべきと考えます。その最もな理由は、「グーグルがクロールしやすい」、「記事の質が高いと判断される可能性がある」からです。
例えば記事に写真を入れるのはSEO対策としても効果的と言われていますが、その理由は記事の質が高いとみなされるからです。それと同じで、h3タグや「ul・ol・li」タグも、これだけで検索順位が上がるわけではありませんが、記事の質を高めるコツであり、評価基準の1つとなるはずです。
コツ③ altタグの必要性を認識する
「altタグ」とは写真に入れるタグのことです。グーグルは写真が記事中に挿入されていることは認識できますが、その内容までは理解できません。そのため、altタグを使い、写真の内容を文字で書いてあげるのです。グーグルはこれに対し「altはあった方がグーグルはその記事の重要性を認識しやすい。しかし、同じような言葉を使うならば、ない方がいい」と言っています。例えば、「レストランの厨房の写真」であればOKですが、「レストラン1」、「レストラン2」であれば、そもそも空白の方がマシ、ということです。
ちなみに、私が運営しているサイトはaltを都度書いているサイトと書いていないサイトがありますが、順位に影響があるとはいまのところ感じたことはありません。
コツ④ 文章の使いまわしに注意する
アマチュアのwebライターによく見受けられるのが、「記事中に複数の文を使いまわしている」ことです。これはほとんどの場合無意識に行われているもの。ライターにはそれぞれ文章のクセがあり、文章中でよく使われる文句があります。2つ3つであればいいのですが、各段落に毎回同じ文句が使われていると、読者はうんざりしてしまいます。また、その語句が長い場合はサイト内コピーとグーグルがみなす場合もあるかもしれません。
コツ⑤ 1年前の記事をブラッシュアップして更新する
グーグルは常に最新かつ確実性の高い情報を求め、評価しています。例えば、
法律サイト……1年前と比べて法律が変わっている
観光サイト……1年前と比べてビザの取り扱いや観光スポットの営業状況が変わっている
製造業……1年前と比べて最新設備や技術が変わっている
このような場合、ライターが取るべき方法は2つ。
1.新しい記事を書く
2.古い記事(1年前の記事)を修正して公開日を最新に設定しなおす
おそらく8割以上のサイト運営者は1.を選択するでしょう。理由は「新しい記事を書いた方が速いから」、「インデックス数が1つ増えるから」ということ。
しかし、上記で述べたように、グーグルはインデックスの数よりも最新情報の記事を求めていて、古い情報の記事がいつまでも残っていることを好みません。ですので、できれば2.を選択するのが賢明な判断となるでしょう。
SEOコンサルタントのいうことをすべて鵜呑みにしない
結局のところ、本当に正しい・効果が見込めるSEO対策というのは存在しません。いうなれば、それを知っているのはグーグルの開発チームのみです。そのため、SEOコンサルタントによってもSEO対策の解釈の仕方が異なるのも自然なことです。1社のコンサルタントの提案を鵜呑みにするのではなく、複数社の提案を鑑みて、自分がやるべきSEO対策がなんなのかを考えてみてください。