重要なseo対策として知られている被リンクですが、年々その重要性は低くなっています。数年前までは買ってでも増やした被リンクですが、2020年時点では、一定程度増やしたあとは、検索順位に直接影響を与えなくなる見方が一般的です。
被リンクの重要性は年々低下。2020年の傾向は?
ほんの数年前までは、被リンクは買ってでも増やすべき重要なSEO対策でした。各SEOコンサルタントも「品質のいい被リンクを売ります」と販売していましたね。しかし、最近は販売オプションは残しているものの、実際質問してみると、「会社としてあまりおすすめしていない」、「買いたいと言われたら売る。でも買う必要はない」と口をそろえて言います。2020年現在、被リンクはそれほど重要視されなくなってきました。
ライバルサイトが被リンクを何万個も持っていても勝てる!
検索順位の1頁目、Top5に位置しているライバルサイトは大手メーカーのHPや大規模まとめサイト、ポータルサイトなどがほとんどですよね。被リンクの数を調査してみると、数万個もついていることもざらにあります。このようなサイトは往々にして5~10年以上は最低でも運営しているので、ドメインパワーも強いのが特徴。まだ設立1~2年のサイトはどう頑張っても勝てないのでしょうか。
いいえ、そんなことはありません。2つのキーワードからなるビッグワードはまだ難しいかもしれませんが、3つのキーワードであれば、検索順位で勝つことは十分可能です。
被リンクが検索順位に直接影響を与えるのは20~30個まで?
近年世界のSEO対策業者が独自で被リンクのSEOの重要性を調べたところ、どうやら「被リンクは20~30個あれば十分」という結果に落ち着いたそうです。つまり、被リンクが検索順位に直接与える影響は20~30個程度が天井となり、それ以上増やしてもあまり効果は認められない、ということです。
ただし、被リンクが多くのサイトに設置されていたら、それだけクリックされてサイトに飛んでくれる読者が多くなるので、PVの増加は見込めます。
また、今回は被リンクが検索順位に直接影響を与えるのは20~30個までと言いましたが、Googleはそのことについては言及していませんので、あくまでも仮説となります。是非、いろいろな実験を試みて、自分が正しいと思うSEO対策を実施してみてください。