seo対策におけるもっと重要な工程の1つが「キーワードの選定」です。ただ闇雲に記事を書いては、いつまで経っても検索順位は上がりません。今回紹介するのは、キーワードの選定の中でも潜在キーワードと呼ばれるもの。見つけ方・探し方をはじめ具体例を付けてご案内します。
seo対策のキーワード選定には「顕在」と「潜在」がある
seo対策における記事のキーワード選定には、「顕在キーワード」と「潜在キーワード」があるのはご存知ですか?どちらもキーワード選定には重要ですが、キーワードの探し方に違いがあります。
顕在キーワードとは。探し方
顕在キーワードとは、キーワードプランナー(旧Googleアドワーズ)やそのほかキーワードツールで抽出することができる可視化されているキーワードです。例えば「海外移住 仕事」という顕在キーワードの記事を書いたとします。これは、おそらく海外に暮らしたくて、現地で仕事を探している人がGoogleで検索していると推測することができますね。ですので、記事はこのテーマに則して「海外移住でもアジア圏ならば仕事に困ることはない」、「海外で働いた時の給料はこのくらい」といった記事を書けばいいかと思います。
潜在キーワードとは。探し方
一方、潜在キーワードはキーワードプランナーなどで簡単に検索することはできないキーワードで、自分で推察する必要があります。例えば「海外移住 仕事」で検索して自分のHPを見つけてほしいという人が潜在キーワードを探すとどうなるでしょうか。「海外移住 仕事」で検索する人は、もしかすると、「今の仕事が嫌で、会社を辞めたい」のではないか、と考えることができます。今の仕事で満足していたら、会社を辞めて海外に暮らすことはあまり考えませんよね。そのため、「仕事を辞める 海外は働きやすい」や「勇気を出して今の会社に辞表を出す方法」といったテーマが潜在キーワードとして考えることができます。
潜在キーワードのメリットとデメリット
潜在キーワードのメリットは、ライバルのサイトがまだ書いていないキーワードを書いて、新しいお客を呼び込むことができます。また、潜在キーワードからサイトに来るお客の多くは、かなり急を要していることが多いため、商品やサービスを即購入する可能性が高くあります。
一方、潜在のキーワード選定をするデメリットは、まったく関係な読者が引っかかってしまう可能性が高いこと、記事単体ではPV(クリック数)が伸びないことが挙げられます。
潜在キーワードの選定は上級者向け
まずは顕在化されたキーワードを網羅するように勤めましょう。ある程度記事がまとまってきたら、一週間に一度くらい潜在のキーワード選定をして記事を書いてみるのがいいかもしれませんね。