昨今ネット集客方法で効果的と話題のコントロールメディアの概要及びやり方をご紹介。とりわけ高価格帯の商品を売る際に効果的です。新しいwebサイトを作るのは手間がかかりますが、しっかりと育てることができれば、問い合わせも集中させることができます。
コントロールメディアとは
そもそもコントロールメディアとはどのようなマーケット手法となるのでしょうか。あまり聞いたことがないかもしれませんが、コントロールメディアとは「新たなホームページを立てて、第三者として自社ホームページを評価、おすすめする」手法となります。
「それってステマじゃないの?」と思うかもしれませんが、ステマに違法性があるのは、「自社商品を通常の評価以上に高く評価する」ことにあります。コントロールメディアはあくまでも事実のみの情報を提供する手法となるので違法性は皆無となります。
新しいホームページを制作し、第三者として運営する
コントロールメディアを立ち上げるためには、まずは新しいドメインを取得して、別のサイトを立ち上げます。ここでは旅行会社を例として取り上げます。コントロールメディアに沿って説明すれば、まずは自社ホームページとはまったく別のWEBサイトを制作します。例えば「アジア旅行専門情報サイト」といったサイトにしましょう。そのサイトには、アジア旅行に関する現地情報、ツアー情報、ホテル情報などを掲載。そして、記事の最後に「アジア旅行をするなら、〇〇旅行会社がおすすめ!」と自社の旅行会社の概要を紹介します。これがコントロールメディアの醍醐味となります。
なぜコントロールメディアが重要視されるのか
コントロールメディアは「ウィンザー効果」という心理効果を狙ったものとなります。ウィンザー効果とは、「本人が言うより、第三者から言った方が信頼性が増す」というもの。上記の例で説明すれば、旅行会社はネット集客のために自社ホームページで「私の会社は信頼できて高いサービスを提供します!」とPRしても、なかなか読者に信じてくれません。しかし、旅行会社とは関係ない第三者が「あの旅行会社はサービスがいいね」というと、みんなは「へえー、そうなんだ」と信じてくれるのです。よく考えれば当たり前かもしれませんが、この人の心理を利用したのがコントロールメディアの醍醐味となります。
SEO対策もしっかり講じて、品質の高いサイトを運営しよう
コントロールメディアとして立ち上げる第三者目線のWEBサイトは、高い品質を維持する必要があります。簡単な個人ブログ程度であれば、誰も真剣に読んでくれませんし、そもそもGoogle検索にもなかなかヒットしないでしょう。コントロールメディアは非常に質が問われるので、しっかりとSEO対策を組んで、優秀なSEO記事を書くライターを雇い、定期的に記事を更新することが重要です。