HPを作っても、なかなか検索順位が上がってこないと、藁にもすがる思いでSEOコンサルタントに依頼する企業は多いですね。しかし、SEOコンサルタントが請求する料金はかなり高め。そこで、今回はSEOコンサルタントに依頼すると良い面と悪い面をご紹介します。
零細~中小企業はIT部門がない
零細から中小企業の多くはIT部門を自社で構えてはいません。HPの問合せによる集客を考えているのであれば、本来はエンジニアとウェブデザイナーを置くべきですが、人件費の関係で雇えない、という会社も普通にありますね。また、エンジニアはウェブサイトを製作するスキルに長けているのであって、SEO対策の知識は人によってまばら。仮にエンジニアを雇っていたとしても、彼らのSEO対策の意見を何から何まで取り入れていると、間違った方向に進んでしまう可能性もあります。
SEOコンサルタントに依頼してよかったこと
私も自身でウェブサイトを運営していて、過去にSEOコンサルタントに依頼したことがありました。そこでよかったことを下記にまとめてみました。
- 内部SEOの知識が身についた
- コンテンツ(記事)が一番大事であることを再認識できた
- 良質なバックリンクをつけてもらえた
SEOコンサルタントに依頼して悪かったこと
一方でSEOコンサルタントに依頼をして、がっかりしたことも幾つかありますので、下記にまとめてみました。
- 内部SEOは、タイトルやh1、h2タグなどが命で、それ以外のSEO対策はあまり重要ではない
- 上記のタグ設定は基本は記事を書くときでやるので、やはり記事が命になってしまう
- 毎月数十万円と支払うが、記事を書いてくれるわけではないので、記事代は別にかかってしまう
- 毎週・毎月貰える診断書が正直意味がない
- 依頼して意味があった、と思ったのは初月のみ
SEOコンサルタントに依頼するのがあまり意味がない理由
上記にSEOコンサルタントに依頼してがっかりした点を5つほど書きましたが、これがそっくりそのまま彼らに依頼する意味がない理由となります。たくさんのお金を払えば、間違ったタグの修正をしてくれますが、URLの変更など大掛かりなカスタマイズは別途料金がかかってしまいます。また、一番大きな理由は、記事は別口であるということ。SEOコンサルタントが必ずいう言葉に、「コンテンツ(記事)が王様」、「ユニークコンテンツ(そのサイトだけのオリジナル記事)が検索順位を上げる」が挙げられますが、その肝心の記事をSEOコンサルタントは書いてくれませんので、別にライターを雇う必要があります。それでは意味がないとは思いませんか?
診断書に対して怒った理由
SEOコンサルタントに依頼すると、毎月検索順位の変動や流入キーワードなど、諸々の情報を記載した診断書を受け取ることができます。高いプランに申し込んでいると、毎週もらえたりします。しかし、そもそも検索順位も流入キーワードも早々変わるものではありませんし、検索順位は自分でググればすぐに分かりますよね。当時私はすでにSEOライティングとして仕事をはじめていたのですが、そこで最終的にはSEOコンサルタントの担当者に、「御社の場合は自身でタグ付けやキーワードの選定ができるので、もううちでできることはありません」と言われ、その翌月で契約解除となりました。
結局内部SEOは最初の1か月ですべてやり終え、あとのSEOコンサルタントに残された仕事は、「このキーワードで記事を書いてください」、「今月は順位が一つ上がりました」というだけだったということになります。
SEO対策の知識があるプロライターに依頼。これが完ぺきだと思いませんか?
であれば、内部SEO対策の知識があるプロライターを雇えば、毎月コンサルタントにかかる数十万円は節約することができます。私はいままで2社のSEOコンサルタントに依頼し、4社から診断書を受け取ったことがありますが、いずれも指摘している点はほぼ共通しているので、私も御社に内部SEO対策を共有することができます。そして、しっかりと流入キーワードと検索ボリュームの多いキーワードを調べ、効率よく検索順位を上げる記事を書くことができます。
ご興味ある方は、是非一度お問い合わせください。