最近は言語切り替えで英語に対応したwebサイトも多くなってきましたね。しかし、きちんと英語のseo対策をきちんとしているでしょうか。ただGoogleの自動翻訳を付けただけでは、返って逆効果となります。
Googleの自動翻訳は逆効果になる場合も
webサイトの言語切り替えで英語版をつけているサイトの中には、Googleの自動翻訳をシステムに組み込んでいるところも見受けられますね。しかし、それは返ってサイトの信頼を低下させることに繋がりますし、Googleアルゴリズムも高い評価を付けなく、場合によっては検索順位を落とす可能性もあります。
まず、英語の言語切り替えを必要とするサイトというのは、英語圏の人たちにも利用してもらいたい、という希望があります。しかし、間違った文法や変な言葉遣い、機械的な文章を英語圏の人がみたら、「なんだこのサイトは」と思って利用しなくなります。であれば、最初から英語圏はターゲットとして捨てるべきと言えるでしょう。
もちろんこれは英語サイトのみを作る場合にも同じことが言えます。
全世界のwebサイトの7割以上が英語
全世界には数十億のwebサイトがありますが、全体の7割以上は英語となります。ちなみに日本語対応のサイトは13%。これは英語を除く世界で最も多い言語です(2位以下はドイツ語、スペイン語、フランス語となる)。
つまり、英語対応のサイトで検索順位を上げたければ、日本語のサイトのそれと比べると、5倍以上の労力と手間がかかると思ってください。
英語のseo対策で必ずやるべき3つのこと
では、英語対応もしくは英語サイトで検索順位を上げるためには、どのようなseo対策が効率的・効果的なのでしょうか。ここで紹介するseo対策は3つ。
- URLを英語にする
- 最初の2年間はコンテンツの量を重要視する
- コンテンツの量と質のバランスをきちんと考えて守る
1.URLを英語にする。間違っても日本語にはしない
もし今の時点で「数十の英語記事を上げたけど、URLは日本語」と言う場合は、いままでのGoogleの評価をゼロにしてもいいので、英語にしてください(リダイレクトができればベスト)。日本語のURLはコピペすると非常に長い文字列に変換されてしまいますので、これはseo対策としては逆効果。英語ユーザーもうんざりすることでしょうし、日本語を知らない外国人にとっては奇妙なURLなので、開くことすら嫌がるかもしれません。
2.最初の2年間はコンテンツの量を上げる
これは英語サイトに限った話ではありませんが、最初の2年間は何よりも記事の量が必要となってきます。英語サイトはライバルとなる分母が非常に多いので、やはり量は大切なポジションとなります。ではどのくらいの量を更新すればいいのかですが、これは最初の2年、最低1年は週5日更新。最低でも週3は必須となります(特に最初の1年は週3日だと少なく感じます)。
3.コンテンツの量と質のバランスをきちんと考えて守る
上記では最初はコンテンツの量が重要と言いましたが、かといって質を捨てるわけではありません。例えば週5日更新の内2日、週3日更新の内1日は質に凝ったコンテンツを用意するといいでしょう。
キーワードの打ち方は絶対に調査する
日本人が日本語でキーワードを打ち込む場合は、「seo対策 おすすめ」、「seo 英語」のように名詞や形容詞の単語を並べる方法が一般的ですね。しかし、これは世界共通ではありません。国によっては「おすすめのseo対策」、「英語でseoをやるためには」のように文章を検索窓に打ち込むのが一般的なところもあります。まずはターゲットにしたい国のググり方を調査するのは必須と言えるでしょう。