SEOライティングがうまくなるコツとしては、本を読むことも挙げられます。しかし、それはあくまでも国語力や表現力を培うもので、「SEOライティング実践講座」的な教本・参考書は買う価値がありません。基本はネットで収集することができるはずです。
世に出るSEOライティングの参考書や教本は無意味?
決して誤解はしないでください。書店に行けばずらりと並ぶSEOライティングの参考書や教本は無意味ではありませんし、そこに書いてあることはすべて重要なことでもあります。しかし、私が言いたいのは、「買う価値があるかどうか」ということです。現在はネットでなんでも調べることができる時代。ユーチューブも発達しているので、活字が苦手な人は動画でもいいでしょう。そこで、わざわざ書店に足を運んで、SEOライティングの本を買うのは、時間とお金の無駄ではないか、というのが私個人の意見となります。
問題は参考書の著者がライターではなくコンサルタント
私が考える問題となるのが、それらの本の著者がSEOコンサルタントであり、プロのライターではないということです。そのため、その本に書かれていることは、SEO対策による記事。つまりテクニカルな面しか書いていないのです。しかし、上述したように、そういった技術面であれば、ネットで検索すればすべて無料で調べることができますし、本は出版社もしくは編プロの編集者により文章校正されているので、初心者にとっては読みにくい、分かりづらい側面もあります。
SEOライティング志望者におすすめは教本ではなく文章が上達する本
どんなにSEO対策の知識が詰まった文章を書いても、その記事が素人目からみても下手な文章、もしくは平均的な文章であれば、クライアントはどう思うでしょうか。「この品質なら自分のスタッフに書かせよう」、「文章下手だけど、これでこの値段は高いな。もっと安いライターにお願いしよう」と考えるとは思いませんか?
現在グーグルアルゴリズムは非常に発達していて、またグーグルスタッフが目利きでサイトの文章を読んで評価している噂もあります。SEOライティングにとって、文章力というのは非常に大切ですし、勉強したからといって、すぐに身につくものでもありません。もし本を買うならば、国語文章力が養える本がいいのではないでしょうか。