文章力というのは、ライターにとってはステータスのような存在。しかし、日本語がネイティブの日本人同士が文章を書いても、なぜこれほどまでに文章力に差がついてしまうのでしょうか。「自分は文章が下手だから」と諦めている方は、これを読めば効率的に文章力を上げることができます!
小説を読むのが実は文章力を上げる近道
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小説を空き時間に読むのは、実は文章力を上げる有意義な方法の1つです。小説も作家によって文章の良し悪しに差はあるものの、プロの校正・校閲スタッフが編集に当たっているので、国語的文章はほぼ完ぺきです。
しかし、大半の人は、「むしろ小さいころから小説は読んでいるけど、文章力は上がってない気がする……」と感じているでしょう。
辞書を片手に読んでいますか?
小説をただ読んでも残念ながら文章力は上がりません。なぜなら、普通に読む場合は、文章を追っているのではなく、物語を追っているからです。文章を頭で読み上げているつもりでも、その文章の構造を読み解いているのではなく、文章の意味から物語のストーリーと情景をイメージするにとどまります。
1ページ読むのに10回は辞書を開く
1ページを読むのに、まずは10回は辞書を開く癖をつけましょう。しかし、そういうと「辞書で調べなきゃいけないほど難しい言葉はない」という人もいますが、それはその人が“知ったつもりでいる”だけです。だから、実際自分が文章を書くとなると、うまい具合にアウトプットできないでいるのです。
文章を読んでいて、ちょっとでも自分の中で見慣れない、聞きなれない文章やセリフを見つけたら、片っ端から辞書で調べて、言葉の意味や使い方を覚えていきましょう。また、そこに類語が載っていたら、そちらも覚えるように。
自分で文章を書く場合も常に辞書を
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そして、実際自分で文章を書くときも辞書を開くこと。ウェブサイトの辞書で構いませんので、ちょっと自分の中で「この表現合っているのかな?」と感じたら、すかさず辞書で調べて確認をするようにしましょう。1つの記事を書くのに時間はかかってしまいますが、確実に文章力を向上させることができ、また語群、表現力を増やすことができます。